犬の遺伝子検査は必要か。出会いから現在までを振返り問題を紐解く
現在のイヌ、特に日本において、体形及び容姿にこだわりすぎる問題が表面化している。 先に述べた通り、 原型となる数頭の個体から増やしたい犬種の遺伝子プールは非常に小さなものになり、それは遺伝的欠損が生じる確率が高いことを意味する。極端な肉体的特徴によって選択されたイヌは健康問題を抱える恐れがある。特にビジネス先行型の日本の悪徳ブリーダー及びそれに連なる大手を含む生体販売店の結託によって量産された「誤った交配」による遺伝子疾患、「生育環境が劣悪」による寄生虫感染などが挙げられる。更に、日本の場合、無責任による飼育放棄。保護センターからの引き取りによる、性格な犬種情報の把握(特にミックス犬)が困難。これは、後々、発症することが予想され未然に防ぐことができたかもしれない、遺伝性疾患のリスクを大きく抱える事を意味する。